最近、都市部で激狭な物件が人気を集めています。一見すると狭く暗いように思えるこのタイプの住宅ですが、なぜ人々は魅力を感じるのでしょうか?本記事では、激狭な物件の人気の理由について探っていきます。
若者に人気の激セマ物件
学生の皆さんは、大学生活や就職活動など、新たなステージを迎える中で、住居選びも重要な課題の一つですよね。しかし、中には広々とした物件ではなく、逆に狭い「激セマ物件」を選ぶ学生もいます。一体なぜ彼らは激セマ物件を選ぶのでしょうか?その魅力と理由に迫ってみましょう。
激セマ物件ってめちゃ狭い部屋の物件という意味なのね!
激セマ物件の魅力1:コストパフォーマンスの高さ
激狭物件を選ぶ一つの理由は、そのコストパフォーマンスの高さです。大きな一戸建てや広々としたマンションに住むことは、家賃や光熱費、水道代などの家計に大きな負担をかけます。しかし、激狭物件はその面積が小さいため、家賃も比較的安価で済む傾向があります。また、光熱費や水道代も少なくて済むため、若者の予算に合わせた生活ができるのです。
激セマ物件の魅力2:手軽な引っ越し
特に学生は大学や就職活動の関係で引っ越す機会が多いですよね。そんな中、激セマ物件は手軽な引っ越しを実現してくれます。狭いスペースに必要最低限の荷物を持ち込めばいいため、引っ越し作業も短時間で済みます。
また、家具や家電などの購入費用も抑えられるため、頻繁に引っ越しする人に適していると言えるでしょう。
激セマ物件の魅力3:集中力の高さ
激セマ物件に住むことで、集中力を高めることができます。狭い空間では、目の前にある課題や勉強に集中しやすくなるのです。大きな部屋に住んでいると、誘惑が多くなり、集中力が散漫になってしまうこともありますが、激セマ物件ではそのようなリスクが少ないのです。
激セマ物件の魅力4:シンプルな暮らし
激セマ物件に住むことで、シンプルな暮らしを実現できます。狭いスペースには限られた物しか置けないため、自動的にミニマリストな生活を送ることになります。
必要最低限の物だけを持ち、無駄なものを持たない生活は、心の整理や物の管理にも役立ちます。また、部屋の片付けや掃除も簡単に済ませられるため、時間やエネルギーを有効に活用することができるのです。
激セマ物件の魅力5:アクセスの良さ
都市部では、広い物件を探すことが難しくなっています。激狭な物件は、都心へのアクセスが良いことが多いです。
通勤やお出かけに便利な立地にあるため、時間の節約にもなります。
都心での生活を楽しみたいという人にとって、激狭な物件は魅力的な選択肢となるのです。
激セマ物件の家賃は?
約5年前にFNN系列テレビで取り上げられていた実際の番組サイトの情報がこちらです。
5年前なので多少の変化はあるかもしれませんが、交通アクセスが良くて水回りが綺麗、しかも敷金、礼金、更新料不要となれば、多少部屋の小ささを我慢してでも住みたいという理由がわかる気がしますね。
【恵比寿駅徒歩10分の物件】
JR山手線の恵比寿駅から徒歩10分の物件。
築3年足らずで、家賃は管理費込みで7万円代。
前の物件同様、敷金・礼金・更新料はかからない。間取り図を見ると、シャワールーム・トイレも別で、ロフト付きなので寝るスペースは別に取れ、画像を見ると、かなり綺麗な物件だ。
FNNオンラインより
【目黒駅徒歩7分の物件】
JR山手線の目黒駅から徒歩7分の物件は、築1年未満。
FNNオンラインより
家賃は管理費込み約7万円で、やはり敷金・礼金・更新料はかからない。
部屋に入ると、細い廊下の右側にキッチン、左側にシャワールーム、3畳の洋室と、この部屋にもロフトが付いている。
この現代の“3畳一間”とも言える3畳ワンルームの設計・運営などを手がける株式会社SPILYTUSの木本理恵さんは「入居率は現在99.3%です。お客様には常に待っていただいている状態です」と人気の現状を語る。
昔のような『一人暮らしにテレビと本棚がないとダメ』というようなライフスタイルから、『スマホがあればそれらはいらない』というライフスタイルへの変化が、人気の秘訣だという。
通常の引越しでかかってしまうことが多い、敷金・礼金・更新料がゼロの“現代”の3畳一間は、今の時代にフィットしているのかもしれない。
引用させて頂いた番組サイトはこちら
【まとめ】
人気の激狭物件を選ぶ若者たちの魅力と理由について、いくつかご紹介しました。コストパフォーマンスの高さや手軽な引っ越し、集中力の高さ、シンプルな暮らしなど、それぞれ魅力的なポイントがあることがわかります。
3畳一間というと古びたアパートを思い出しますが、現代の3畳暮らしは、自分自身の生活スタイルや目標に合わせて、激狭物件を選ぶことで充実した生活を送ることができるのかもしれません。
ぜひ、自分に合った住居選びを考えてみてくださいね。
最後まで読んで下さりありがとうございました