2028年にロサンゼルスで開催されるオリンピックの次、2032年のオリンピック開催国はどこになるのかに注目が集まっています。
オリンピックは世界中のスポーツファンにとって最大のイベントであり、開催国の選定は大きな話題となります。2021年に国際オリンピック委員会(IOC)が次の開催地を決定、「オーストラリアのブリスベン」が2032年の夏季オリンピック開催地として選ばれました。
本記事では、ブリスベンがどのようにして選ばれたのか、そしてどのような準備が進められているのか、ロサンゼルスオリンピックについても詳しくご紹介させていただきます。
1. オリンピック:ロサンゼルスの次の開催国はどこ?
2028年にロサンゼルスで開催されるオリンピックの次、2032年の夏季オリンピック開催地として「オーストラリアのブリスベン」が選ばれました。
ブリスベンは、オーストラリア連邦クイーンズランド州の州都で、サウス・イースト・クイーンズランド地域に位置しており、オーストラリア東海岸で3番目に大きな都市です。
ブリスベンの概要
項目 | 内容 |
---|---|
都市名 | ブリスベン(Brisbane) |
国 | オーストラリア |
州 | クイーンズランド州 |
人口 | 約250万人(2024年現在) |
面積 | 15,826平方キロメートル |
気候 | 亜熱帯気候 |
主要スポーツ施設 | サンコープ・スタジアム、ブリスベン・クリケット・グラウンド |
主要観光地 | サウスバンク・パークランド、ローンパイン・コアラ・サンクチュアリ |
交通 | ブリスベン空港、鉄道、バス、フェリー |
年間を通して温暖な気候で、夏は高温多湿、冬は穏やかな気候が特徴で、年間平均気温は20度前後、雨季と乾季がはっきりしています。
温暖な気候と自然環境に恵まれた魅力的な都市ですね!
2. ロサンゼルスオリンピック2028年の概要
ここでパリオリンピックの次に開催される、ロサンゼルスオリンピックについてご紹介させていただきます。
2-1.ロサンゼルスでのオリンピック
ロサンゼルスは、2028年に夏季オリンピックを開催する予定です。
ロサンゼルスでのオリンピック開催は、1932年と1984年に続いて3回目。今回の大会では、新しい競技場やインフラ整備が進められ、多くの新しいスポーツイベントも予定されています。
ロサンゼルスオリンピックでは、既存の施設を最大限に活用し、環境に配慮した大会運営を目指しています。
2-2.ロスオリンピックのおもな競技会場
2032年に開催されるロサンゼルスオリンピックの主要な競技会場として予定されているのは、ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム、ソーファイスタジアムなどです。
ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム
- 1932年と1984年のロサンゼルスオリンピックの開会式・閉会式会場および陸上競技の主会場として使用されてきた歴史的な競技場です。
- 2028年のロサンゼルスオリンピックでも同様に使用される予定です。
ソーファイ・スタジアム
- 2020年にオープンした新しいスタジアムで、開会式の一部も行われる予定です。1
その他
- クリプト・ドットコム・アリーナ
- Peacockシアター
- ローズボウル
- ディグニティ・ヘルス・スポーツ・パーク
サーフィン競技はサンタモニカビーチで行われる予定。
「ロサンゼルスオリンピック2028」では、既存のスポーツ会場を最大限活用した大会を目指しています。
3. ロスの次のオリンピック開催地
2032年のオリンピック開催地は、2021年に国際オリンピック委員会(IOC)によって正式に決定しています。
オーストラリアがオリンピックを開催するのは、ブリスベンで3回目となります。
オーストラリアのオリンピック開催歴
- 1956年 – メルボルンで第16回夏季オリンピック
- 2000年 – シドニーで第27回夏季オリンピック
- 2032年 – ブリスベンで第35回夏季オリンピック
3-1. 2032年オリンピック開催地の決定プロセス
2032年のオリンピック開催地は、従来の招致競争を経ることなく、ブリスベンが唯一の候補都市として選ばれました。
IOCはブリスベンの提案を高く評価し、早期に決定しました。これは、新たな招致プロセス「未来の開催地プログラム」によるもので、開催地選定の透明性と効率性が向上しています。
3-2. ブリスベンが選ばれた理由
メルボルンとシドニーに続き、ブリスベンがオリンピック開催地に選ばれたのは、オーストラリアの経験と実績、そして2032年大会に向けた準備の整った状況が評価されたためです。
ブリスベンには、既存のスポーツインフラの整備状況、政府の強力なサポート、そしてオーストラリアの豊かなスポーツ文化があります。
これらの要素が、IOCにとって魅力的な要因となり、開催地として選ばれる決定打となりました。また、ブリスベンの気候条件や治安の良さも評価されています。
4. ブリスベンの準備状況と期待
4-1. インフラ整備と競技場の計画
ブリスベンでは、オリンピックに向けて大規模なインフラ整備が進められています。既存の競技場の改修、新しい競技場の建設、交通インフラの整備など、多くのプロジェクトが進行中です。
さらに、公共交通機関の整備も重要な課題となっており、新しい鉄道やバス路線の拡充が予定されています。これにより、大会期間中の移動がスムーズに行えるように準備が進められています。
4-2. 地元の期待と国際的な反応
ブリスベン市民やオーストラリア全体で、2032年のオリンピックに対する期待が高まっています。地元の経済や観光業への寄与が期待される一方で、国際的な反応も好意的です。
特に、オーストラリアのスポーツ文化とホスピタリティが世界中から注目されています。
地元の企業やコミュニティもオリンピックに向けてさまざまな準備を進めており、地域全体での盛り上がりが見られます。
また、環境に配慮した持続可能な大会運営が求められており、これに向けた取り組みも進んでいます。
5. まとめ
2028年のロサンゼルスオリンピックの後、2032年のオリンピックはオーストラリアのブリスベンで開催されることが決定しています。
ブリスベンは既存のインフラと政府のサポートを背景に、素晴らしい大会を開催する準備を進めています。オリンピックの成功に向けて、今後も多くの取り組みが続けられるでしょう。
ブリスベンのオリンピックがどのようなものになるのか、今後の進展に注目が集まりますね。
- IOCの規定により、大会期間中はスタジアム名称が変更される予定。 ↩︎